下大沢 駿|Shun Shimoosawa
2018
単管パイプ、防炎シート、など
この作品を設置した水門を境に海側の土地は、すべて昭和の中頃に埋め立てられた土地だそうです。 また、作品の設置地点はかつて千石船(大型の木造帆船)の発着地として機能していたそうですが、そのことを示す看板も数年前に撤去され、それらの事実も、現在と断絶された過去になろうとしています。
誰にも気づかれずに忘れられていくその事実のあり様が、さびれた小さな農業用水の水門に重なりました。私はそこに千石船の帆を仮設的に再現し、今も昔と変わらずに吹いているであろう風と戯れることにしました。