下大沢 駿|Shun Shimoosawa
2021
インスタレーション|行き止まりスタジオ
目的地が記された樹脂製フィギュア、フィギュア底面に添付されたQR コード
フィギュアにヒッチハイクをさせる企画です。高さ10 ㎝程のヒッチハイクをしている少年の像には、任意に設定された目的地が記されたプレートが掲げられています。このフィギュアを路上に放置することで、この像を見つけ、拾った人(偶然の協力者)によって運ばれ、理論上は目的地にたどり着くことが出来ます。また、このフィギュアにはQR コードが添付されてり、偶然の協力者がQR コードを読み込んだ場合、その地点と時刻がweb サイト上に記録されていく仕組みになっています。上記写真の展示では、フィギュア数体を展示会場となったスタジオからみえる公園に設置し、そのフィギュアの様子を会場内から望遠鏡で観察するインスタレーションとして提示しました。