下大沢 駿|Shun Shimoosawa
2016
コンクリート、キャスター、アクリル塗料
30kgあまりの無垢のコンクリートでできた球体部分には、金色のアクリル塗装が施されています。鑑賞者は両手でこの球体をゆっくりと回転させ、鈍い振動を起こしながらキャスターの痕跡を球体の表面に残していきます。
少しづつ金色の塗装が剥がされ、その様子が移り変わっていくこの作品は、当時の新築校舎に捧げる私のモニュメントです。